ハーパーに代わり大谷が“顔”!? 米紙が“二刀流”ナショナルズ入りを予想

2017年のスポーツ界を大予想、パッキャオら大スターと並んで登場

 投打に渡る活躍で、今季はMVP、日本プロスポーツ対象など数々の賞を総ナメしている日本ハム大谷翔平投手。想像を超える二刀流の活躍ぶりはアメリカでも話題となり、来季以降のポスティングによるメジャー挑戦という期待が日に日に高まっている。そんな中、米主要紙「UASトゥデー」電子版では、2017年世界スポーツ界の大予想企画を行った。そこでは、サッカーのマンチェスター・ユナイテッドを率いる名将ジョゼ・モウリーニョ、ボクシング元世界王者フロイド・メイウェザー、ボクシングWBO世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ、女子テニス世界女王セリーナ・ウィリアムスら世界のビッグネームとともに、大谷の去就問題も取り上げられている。

 特集では、2017年が始まる第1週から終わりを告げる第52週まで、各週に起こるであろうスポーツ界の出来事を大胆予想。52の「くだらなさの中にも真剣さと切れ味ある予想」を披露しているが、日本球界の誇る二刀流スターは名前は、39週目(9月25日?10月1日)のトピックで登場している。

「日本の圧倒的な投手兼打者のショウヘイ・オオタニは、2017年シーズン終了後にワシントン・ナショナルズと契約する」

 大谷の行き先としてズバリ指名されているのは、今季ナ・リーグ東地区で優勝したナショナルズだ。イチロー外野手と田澤純一投手の所属するマーリンズの同地区ライバルが、メジャー注目の“二刀流”を射止めるとしている。

 ナショナルズは、今季95勝67敗でナ東地区を制覇した。2015年シーズンのMVPであるブライス・ハーパー外野手、今季20勝7敗で自身2度目のサイ・ヤング賞を獲得したマックス・シャーザー投手ら実力者を擁する強豪。指名打者制度のないナ・リーグであれば、二刀流を武器とする大谷は、投げてはシャーザーとダブルエース体制、打ってはハーパーやダニエル・マーフィー内野手との豪華中軸結成、と大きな話題になりそうだ。

 一方、今季不振だったハーパーは44週目に登場。「ナショナルズはシーズン終了後にブライス・ハーパーをトレードで放出する」とし、チームの顔とも言えるスーパースターの移籍を大胆予想している。ハーパー不在となれば、大谷はハーパーに代わるスーパースターとしても、うってつけの存在になるだろう。

 ノストラダムスも顔負けの米紙が立てた大予想は、果たしてどこまで現実のものとなるのか。1年後が楽しみだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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