元SB李大浩、日本や韓国への復帰も選択肢? NPB4球団が興味と韓国紙報じる
日本の球団は「最も李との契約に積極的」?
「マリナーズでの1年を経て、FAとなった彼は、男は求める場所ではなく、必要とされる場所にいるべきだと語った」
父親として家族を養う必要がある李大浩は、記事の中で「自分がまたそういったキャリアを模索したら、大黒柱として、父親として無責任になってしまうだろう」と話している。当然、メジャーリーグでのプレーを希望しているものの、「もしフルタイムのポジションと適切な待遇が保証されていなければ、そのオファーについて真剣に考える時間が必要になる」とも吐露。今季と同じような待遇であれば、たとえメジャー球団からのオファーがあっても、簡単に首を縦に振るようなことはしないようだ。
そして、そこで可能性が浮上してくるのが、すでに確かな実績を残してきた母国や日本でのプレー。「李は韓国や日本のプロ野球の選択肢も排除していない」。同紙はこのように紹介。韓国ではロッテ・ジャイアンツが興味を示しているとしつつ、「ジャイアンツがスラッガーをとどまらせるに足る高額の契約を提示できるかは未だ不透明だ」と分析。資金力に問題があるという。
一方で、5年間プレーした日本球界は「最も李との契約に積極的だ」という。日本国内の報道を参考にしつつ、ソフトバンク、ロッテ、オリックス、楽天の4球団が「李との契約を真剣に検討しているという」と伝えた。日本のオフもすでに佳境で、ここに挙げられた4球団の補強も着実に進んでいるため、状況は変化しているが、李大浩が日本復帰の選択肢を持っていることは確かなようだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count