マーリンズ田澤純一が歩いた数奇な野球人生…米メディア「イチローと真逆」

田澤はマーリンズ初の日本人投手ではない!?

 記事では、2013年のプレーオフで披露した好投に触れ、上原と並びチーム最多の13試合に登板、わずか1失点だけだった事実を紹介。2年1200万ドル(約14億1000万円)の契約に相応しい投手だとしている。それでも、田澤が歩んできた道のりは、NPBでプレーした後でメジャー移籍する選手や、メジャーリーガーになることを目標に歩んできた選手とはまったく別なもの。とりわけ、来季からチームメイトとなる“レジェンド”イチローとは対極をなすストーリーで「タザワはイチローとは真逆の経験を積んできた」と表現している。

 加えて、記事では田澤にまつわるトリビアも紹介。田澤のメジャー通算成績を見ると、1四球に対する奪三振数の割合は4.34という驚くべき高水準で、実はマーリンズの歴史を振り返ってみても、これに匹敵する投手は誰もいないという(マーリンズで最低100イニングを投げた投手が対象)。一方で、調子が安定しなかった2016年には、6月下旬から9月上旬まで21試合連続で走者を背負うという、やや不名誉な記録も残した。今季メジャー全救援投手の中で田澤の記録を上回ったのは、来季から巨人でプレーするアルキメデス・カミネロ(前マリナーズ)とマイケル・ブレイゼック(ブルワーズ)の2人が記録した25試合連続のみだったそうだ。

 そして、最後にもう1つトリビアを。田澤の入団で、マーリンズに史上“初”の日本人投手が誕生したと思っているファンは多いだろう。だが、これは不正解。マーリンズ初の日本人投手は「2015年シーズン最終戦に登板したイチローだ」と、記事では指摘。最後は、球団史上“2人目”の日本人投手の入団を「Youkoso to Miami, Junichi(マイアミへようこそ、ジュンイチ)」と歓迎した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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