阪神藤浪、初ダウンで1億6000万円も…“ダル道場”で手応え、体重6キロ増量
1000万円減で更改、来季は「目標としては200イニング投げたい」
阪神・藤浪晋太郎投手が27日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改を行った。
プロ入り4年目にして初のダウンとなる1000万円減の年俸1億6000万円(推定)でサイン。今季は26試合に登板し7勝11敗、防御率3.25。ルーキーイヤーから続けていた2桁勝利もストップするなど苦しいシーズンを送った右腕は「今年の成績を見て納得したうえでサインしました。色々と考えすぎた。シンプルにやるべきだった」と口にした。
屈辱のシーズンを糧に来季は巻き返しを狙う。今オフはダルビッシュ、大谷らと合同自主トレを行い、食事面、トレーニング方法などを学んだ。自主トレ期間の1か月で体重は約6キロ増量に成功。本人も手応えを感じており「たくさん試したいこと。トレーニング、栄養もそうですし、コンディショニングもそう。技術面、引き出し、知識といっぱいいただいたつもり。来シーズン生かせるように、これからシーズンに向けてしっかりやっていきたい」と意気込みを口にした。
来シーズンの目標には200イニングを掲げ「200近く、最低でも180イニング。目標としては200イニング投げたい」と力を込めた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count