前田健太はMLB日本人投手の傾向と一致? NPB最終年と渡米1年目の防御率比較
前田の2年目は「防御率は3.13」に?
また、メジャー2年目の平均防御率は3.52となっており、記事では1年目から0.35向上していることに着目。「もしこの通りなら、マエダの防御率は3.13にまで下がるだろう」と予測している。
現在メジャーで活躍している日本人投手では同じ年に渡米したレンジャーズのダルビッシュ、マリナーズの岩隈が防御率、投球回ともに2年目で数字を向上させた(ダルビッシュ1年目3.90、191回1/3→2年目2.83、209回2/3、岩隈1年目3.16、125回1/3→2年目2.66、219回2/3)。
また、ヤンキースの田中は防御率を2.77から3.51と落としたが、1年目の途中から2年目にかけて負傷に苦しんだ経緯もあり、3年目の今季は自身最多の199回2/3を投じるなど復活を果たしている。
果たして前田の2シーズン目はどのような結果となるのか。初年度は新人王候補の3位に入るなど上々の結果を残した右腕。2年目以降も継続してチームに貢献できるかが注目される。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count