先発補強パドレスが元広島ルイスの獲得に興味か? 米メディア伝える

36歳ベテラン右腕、今季は19試合登板で6勝5敗、防御率3.71

 2016年はあと数日で幕を閉じるが、メジャーのFA市場には来季の所属先が決まらない選手が数多く残る。メジャー各球団も補強に向けて余念がないが、先発投手の補強を目指すパドレスが、元広島のコルビー・ルイスの獲得に興味を持っているという。米スポーツサイト「ファンラグスポーツ」のジョン・ヘイマン記者が伝えている。

 今季ナ・リーグ西地区最下位で終えたパドレスが、今オフに掲げる補強ポイントの1つが先発投手だ。記事では、エンゼルスからFAとなっている右腕ジャレッド・ウィーバーが「大本命」としながらも、「ジェイク・ピービ、コルビー・ルイスらベテラン投手陣も獲得候補リストに名前がある」と伝えている。

 2008年から2季を広島でプレーしたルイスは、今季は19試合の先発にとどまり、6勝5敗、防御率3.71の成績だった。だが、2010年にレンジャーズと契約、メジャー復帰を果たして以来、怪我で棒に振った2013年を除く6シーズンで4度2桁勝利を記録。2015年には17勝9敗の成績を残している。

 パドレスのプレラーGMは、2014年途中に現職に就くまで、レンジャーズで国際スカウト、GM補佐などを歴任。2010年にレンジャーズがルイスと契約した際も一役買った人物で、以前からその能力と人間性を高く評価していた。

 大本命ウィーバーの獲得が最優先事項ではあるが、カリフォルニア出身のルイスがサンディエゴでプレーする可能性も十分にありそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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