イチロー2つの偉業 米メディア「現実のもの」「想像上の世界のもの」と紹介
米スポーツ誌でもイチローの記事が“次点”で選出
イチロー以外にも、MVPに輝いたカブスの主砲クリス・ブライアント内野手、ドジャースの名物アナウンサーで今季限りで退任したヴィン・スカリー氏、インディアンスの救援左腕アンドリュー・ミラー投手、カブスの名将ジョー・マドン監督も“次点”となった。
一方、米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレーテッド」は「2016年MLBの最高のストーリー」として珠玉の記事をピックアップ。「3000安打を放ったイチロー・スズキはバリー・ボンズからどんな助力を受けたのか」というベン・ライター記者の記事は、こちらも“次点”で選出されている。
一方で、1908年以来のワールドシリーズ制覇を果たしたカブスのプレーオフ第7戦、スカリー氏、ミラー、ボート事故で悲劇の死を遂げたマーリンズのホセ・フェルナンデス投手、オルティス、メジャー殿堂入りを果たした元外野手のケン・グリフィー・ジュニア氏らの記事が最高のストーリーに選ばれた。
今季、メジャーの歴史に新たな1ページを刻んだ背番号51。43歳で迎える来シーズンはどんなストーリーを描くのだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count