黒田引退、新井2000本、鈴木神った…25年ぶりV広島の2016年10大ニュース
菊池が守備のあの記録で歴代ベスト3独占
◯優勝パレードに31万人
初優勝時以来、41年ぶりの優勝パレードには31万3000人がつめかけた。その後にマツダでの優勝報告会では黒田がナインに胴上げされ、号泣した。
◯野村祐輔がマエケンの穴を埋め最多勝
前年5勝に終わっていた野村が開幕から快進撃。5月25日の巨人戦から8連勝。最終的には、前年のマエケンの15勝を上回る16勝(3敗)をマークし、最多勝、最高勝率に輝いた。
◯新井がリーグ最年長MVP
通算2000安打の後には、通算300本塁打も達成した新井。同時達成は史上25人目の快挙だった。4番として打率.300、19本塁打、101打点と好成績を残した。39歳シーズンでのMVP獲得はリーグ最年長だった。
◯タイトル独占
新井がMVP。ジョンソンが沢村賞。菊池が最多安打。野村が最多勝、最高勝率を受賞。ゴールデン・グラブ賞は4人(石原、菊池、丸、鈴木)、ベストナインは5人(野村、石原、新井、丸、鈴木)が受賞した。
◯菊池が補殺数歴代ベスト3を独占。
今季の補殺数は525。2014年の535、13年の528に次いで、歴代でもベスト3を独占。数字上でも史上屈指の二塁手であることを証明した。
また、年末には赤松真人外野手が胃がんを患っていることを公表。初期段階で、手術を受けることとなった。球団、チームメート、そしてファンにとっても大きなニュースとなったが、一日も早い戦列復帰を願いたい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count