WBCで「必見」は大谷翔平!? 米メディア絶賛「米国ファンは大谷を見るべき」
最大の注目集める二刀流、「米国民はWBCに関心がないかもしれないが…」
日本ハムの大谷翔平投手の“WBCデビュー”が、米メディアから2017年のスポーツ界の注目トピックスに選ばれている。
二刀流のスーパースターは昨季、投打で大活躍を見せて日本ハムを10年ぶりの日本一に導き、投手とDHでのベストナイン、リーグMVPに輝いた。野球日本代表「侍ジャパン」では、11月の強化試合で“打者デビュー”。特大の右中間本塁打、東京ドームの天井裏に消える二塁打、そして豪快な走塁などで圧倒的な存在感を見せた。WBCに出場する侍ジャパンのメンバーは12月に一部が発表され、大谷は順当にメンバー入り。王座奪回へ、活躍が期待される。
ESPNでは、2017年の各競技の注目トピックスを挙げ、野球では「WBCが開幕」として「米国民はワールド・ベースボール・クラシックに関心がないかもしれない。しかし、ドミニカ共和国や日本は情熱を持っている。日本は2度優勝を果たしている。米国のファンは日本ハムのショウヘイ・オオタニを見るべきだ」と呼びかけた。
記事では「オオタニは投手、そして打者として高いレベルにいる。ベーブ・ルース以来の選手だ」と絶賛。投手として10勝4敗、防御率1.86、打者として打率.322、22本塁打をマークした昨季の成績を紹介し、「4年のキャリアで、この22歳は39勝13敗、防御率2.49、40本塁打という成績を残している」と伝えている。
日本ハムが契約更改の席でメジャー挑戦容認の意向を伝え、今季終了後にも海を渡る可能性が出ている大谷。「必見の選手である。特に来冬、MLB球団は彼と契約を結ぼうとしており、投手もしくは打者のどちらかで起用するだろう」。米球界、そして米国人ファンからも大きな注目を浴び、WBCの舞台に立つことになる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count