新戦力への期待、大記録、復活…最下位脱出目指す中日の2017年注目ニュース

2000安打に迫る荒木、一時代築いた救援投手陣の復活は?

◯森新監督、前オリ監督森脇コーチ、土井打撃コーチ就任…新組閣

 谷繁監督に代わり、ヘッドコーチから監督代行となっていた森繁和氏が新監督に就任。打撃コーチには西武で黄金時代を作った土井正博氏を迎え入れた。内野守備走塁コーチには前オリックス監督の森脇浩司氏が就任。名参謀たちが力を合わせて名門復活を目指す。

◯荒木2000本安打達成へ

 39歳のベテラン内野手は名球会入りとなる2000安打まであと39本に迫る。亀沢らの存在で途中出場が増えてはいるが、打席でのしぶとさや走塁などで存在感を見せている。2016年に新井(広島)が2000安打を達成したように、若手が出てきているチームでベテランの大記録が刺激となり、優勝の力になる可能性もあるか。

◯岩瀬、浅尾の復活なるか

 一時代を築いた岩瀬仁紀投手、浅尾拓也投手が岐路に立たされている。復活はあるか。岩瀬は16年は15試合に登板も2年間セーブはなし。浅尾は昨年、右肩の故障などに苦しみ10年目でプロ入り初の1軍登板なしに終わった。かつての栄光やこだわりは捨て、次のシーズンへ向けて動き出している。

◯周平、堂上、京田…若手内野陣の定位置バトル

 中日の最下位脱出には若竜の出現は不可欠。期待をかけられ続けている6年目の高橋周平の飛躍がカギだ。秋季練習、キャンプ、フェニックスリーグでは小笠原道大2軍監督らから熱心な指導を受けるなど、期待はまだまだ高い。また、遊撃の堂上直倫に加え、二塁候補にはドラフト2位で大学球界屈指の内野手・京田陽太も入団。若手内野手は、福田永将、森野将彦、荒木雅博らと争い、レギュラーを取れるか注目が集まる。

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