鈴木誠也に続くのは誰? 広島で2017年にブレークが期待される若手6選手
8年目の25歳は「そろそろ」覚醒を期待?
◯塹江敦哉(3年目・19歳)
大穴はこの選手だ。150キロを超える直球を投げる左腕。1軍でも経験を積み、初先発した試合では5回2失点と好投。投げっぷりの良さが魅力で、近い将来ローテーションに入ってくるのは間違いない。
◯堂林翔太(8年目・25歳)
未完の和製大砲。12年には14本塁打した実績もあるが、近年の成績は寂しい限りだ。キャリア的には中堅の域。充実したオフを過ごしているようで、「そろそろ」と覚醒の期待をかけたくなる。
◯西川龍馬(2年目・22歳)
ルーキーイヤーからほぼフルシーズン1軍で過ごした。出番は決して多くなかったが、その中でも非凡なバッティングセンスは目を引いた。日本シリーズでもいきなり安打を放つなど、大舞台で動じない精神力も。まずは三塁の定位置争いだが、飛躍の可能性を秘めている。
元々、広島は若いチーム。特に野手は菊池、田中、丸、鈴木ら脂ののった年齢の選手がレギュラーに君臨し、若手が割って入るのは並大抵ではない。だが、そこに食い込む新星が出てくれば、さらにチームが活性化するはずだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count