早くも“ダルビッシュ道場”の効果あり? ロッテ清田が初打ちで柵越え連発
色紙に「勝」の一文字、今季の目標は「全てにおいて勝つ」
ロッテ清田育宏外野手が4日、ZOZOマリンスタジアムで自主トレを開始し、色紙に「勝」の一文字をしたため、「全てにおいて勝つこと」と今年の決意を披瀝した。
昨シーズン終盤に2度も頭部死球に見舞われた清田は、年末には都内のジムで行なわれた日本ハム大谷らが通う“ダルビッシュ道場”にも初参加。上半身、下半身それぞれ1時間掛かるというダルビッシュ式ウエイトトレーニングを実践し、「今までウエイトにあまり興味がなかったが、身体を大きくしながら、可動域を広げる色んなやり方を教わった。筋肉の付け方、サプリメントなどの知識は、さすがにすごかった」と大きな収穫を得たようだ。
早くもその成果が現れたのか、手塚広報が投げる今年初打ちのトスバッティングでは、右翼ポールを直撃弾を含め、柵越え連発。清田自身は「風のせい」と笑うが、今季に期待が持てそうな幸先のいいスタートをと切った。自主トレの最後には、腰にパラシュートをつけて走る「スピードシュート」で下半身強化を図るなど、2015年に記録した打率.317から昨年は.225まで急落した雪辱を晴らすべく余念はない。
元旦は、恒例となった浅草の浅草寺に初詣。昨年は大吉だったおみくじは凶だったが、これ以上落ちることはないと前向きに捉え、「五重にご縁がありますように」と穴の開いた五十円と五円をお賽銭箱に入れた。9日から沖縄の名護で2週間南国でトレーニングを積み、2月1日から始まる石垣島キャンプに備える。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count