日本ハムは巨人へ何を求める? 陽岱鋼FA移籍の代価は人的補償か金銭か

二塁・田中の後継者獲得? 過去は人的補償が1度で金銭が2度

 野手では二塁を守る田中賢介内野手が来年5月で36歳とベテランの域に入っている。現在の後釜候補は杉谷拳士、大累進、渡辺諒、松本剛、昨年ドラフト2位の早大・石井一成がいる。巨人には脇谷亮太、片岡治大、藤村大介、寺内崇幸、吉川大幾、山本泰寛ら二塁を守れる野手がひしめくが、さらなる補強を行うのか。

 2010年以降、日本ハムは14年オフにヤクルトへFA移籍した大引啓次内野手(Bランク)は金銭補償、13年オフにソフトバンクへFA移籍した鶴岡慎也捕手(Bランク)は人的補償として藤岡好明投手、10年オフに横浜(DeNA)へFA移籍した森本稀哲外野手(Bランク)は金銭補償を選択している。これまでの例を考えると金銭補償もあり得るか。

 球団初の日本一連覇へ、日本ハムがどのような決断を下すのか注目だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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