イチローは「極めて可能性高い」 米データサイトが現役選手の将来殿堂入り分析
「未来の殿堂入り選手」に4選手、トラウトも過去の殿堂入り選手に匹敵する活躍
野球専門の米データサイト「ファングラフス」が現役メジャーリーガーの将来の殿堂入りの可能性について特集記事を組み、マーリンズのイチロー外野手らについて極めて可能性が高いと分析している。
同サイトでは将来的に選出される可能性がある選手について、「未来の殿堂入り選手」、「殿堂入りすべき選手」、「殿堂入りするかもしれない選手」、「30代を必要としない殿堂入り候補」の4カテゴリーに分類。選出が確実視される「未来の殿堂入り選手」にはアルバート・プホルス(エンゼルス)、エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ)、ミゲル・カブレラ(タイガース)、イチローを選出した。
イチローはメジャー16年目を迎えた昨季、史上30人目の3000安打に到達。長い間、走攻守において存在感を放ってきた。記事ではプホルスとカブレラの殿堂入りを確実視するとともに、43歳を迎えたベテラン外野手について「イチローはデビューが遅かったことでユニークな事例を示しているが、投票者が彼の著しい実績から目を背けるとは考えづらいだろう」と分析している。
また「殿堂入りすべき選手」にはカルロス・ベルトラン(アストロズ)、チェイス・アトリー(ドジャース)、「殿堂入りするかもしれない選手」にエバン・ロンゴリア(レイズ)、ロビンソン・カノ(マリナーズ)、ジョーイ・ボット(レッズ)、ダスティン・ペドロイア(レッドソックス)、アンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)、ジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ)、バスター・ポージー(ジャイアンツ)、ヤディーア・モリーナ(カージナルス)らを挙げている。
さらに「30代を必要としない殿堂入り候補」にはマイク・トラウト(エンゼルス)を選出。これまで2度のリーグMVPに輝くなど存在感を放ってきた25歳については、すでに過去の殿堂入り選手に匹敵する活躍を見せていると分析している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count