西武ドラ2中塚、目標は同い年の大谷と同じ「無」 「頼ってしまいました」
既婚者・平井は入寮せず、「黄金時代を作ることを目標」
高卒ルーキーとなる鈴木将平外野手(静岡高)は、前日すでに入寮した同級生・今井投手に対抗し、あえて同じく『ダルマ』を持参。目の入れ方も同じで、目標を決めて一方に墨を入れ、達成した時にもう一方の目に入れて完成させる本来の形式ではなく、2つの目標を決め、それぞれ達成した時点で黒目を入れる“今井流”にするという。「僕は現実派。片方は、場数を踏んで2軍でレギュラー定着した時。もう片方は、次のステージの1軍の舞台に立てた時」と、それぞれ目入れ時期を設定し、着実なステップアップを誓った。
即戦力として期待値の高い源田壮亮内野手(トヨタ自動車)は、「乾燥が気になるので」と、『NIVEA』(花王株式会社)のリップクリームとボディミルクを「こだわりの愛用品」として紹介。手指の潤いもしっかりと保ち、「まずは守備をしっかりと確実に。ずっとやってきているので、ショートにはこだわりがあります。ぜひレギュラーを獲りたい」と、意気込んだ。
また、既婚者の平井克典投手(ホンダ鈴鹿)は入寮はしないが、同期たちが全員揃うのに合わせ、初めて寮のある西武第二球場を訪れた。今年のテーマを書く色紙には、自らの名前の一文字『克』を選んだ。「文字通り『勝てる』ピッチャーになりたい。社会人3年目からの入団なので、1年目から勝負だと思っています。先発、中継ぎのこだわりはないので、とにかく優勝すること、そして、黄金時代を作ることを目標に頑張っていきたい」と使命感たっぷりに語った。
9日から、新入団選手の合同自主トレがスタートする。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count