年俸1億円突破のロッテ益田が勝負の年へ 守護神として目指す「優勝」

自主トレを公開、「優勝したい」

 1億円プレーヤーの仲間入りをしたロッテ益田直也投手が9日、ZOZOマリンで自主トレを公開した。今季は先発に回る西野に代わり4年ぶりに抑えを務める勝負の年。ストッパーとしてハイレベルな争いがチームの勝利に直結するだけに、タイトル獲得を目標に掲げる。ソフトバンクのサファテが2015年に41セーブ、16年に43セーブを挙げ、2年連続セーブ王に。自身も33セーブを挙げた2013年に最多セーブを挙げているが、目指すは4年ぶりのタイトル奪取だ。

 この日は藤岡、内らの中継ぎ陣と室内練習場で約2時間、ランニング、キャッチボール、ノック、ティー打撃を精力的にこなした。

「体幹が強くないので、それを重視したトレーニングを心掛けている。昨年好きじゃないウエートをやって、筋力アップしているので、継続していきたい。シーズン中痛みは出るが、痛いと言ってられない。それ以上に優勝したい」

 目標とするのは日本ハムの宮西で「少しでも近づきたい」と言う。この3年で宮西は170試合に登板しているが、益田も宮西に次ぐ164試合登板。無事これ名馬、だ。例年通りシーズン終了から2か月間ボールを握らず、もっぱらゴルフ場にいたようだで「あちこち走るので、それが練習になった」と笑う。

 初詣は夫人の実家である静岡の久能山東照宮を参拝し、おみくじは中吉。「勝負事のところしか見ていない。自分をしっかりもっていれば勝つという内容だった」という27歳は今季“大吉”をつかみにいく。(※金額は推定)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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