阪神ドラ1大山らにプロの自覚 自らファンのもとに足運び即席サイン会
新人合同自主トレは「充実」の第1クール終了
阪神の新人合同自主トレが10日に鳴尾浜球場で行われ、第1クールが終了した。ドラフト1位・大山悠輔内野手(白鴎大)は「疲れはあるけど、すごく充実した第1クール。よかったです」と手応えを口にすると、同2位・小野泰己投手(富士大)も「徐々に筋肉痛が出てきたが、ケガなくやれています」とコメントした。
練習終了後には大山、ドラフト7位・長坂拳弥捕手(東北福祉大)が球場に集まったファン約50人に即席サイン会を実施。自ら足を運び一人一人に丁寧にサインを行った大山は「僕たちは体を動かしていますが、寒い中、見てくださっていたファンの方のためにも。これからファンサービスもどんどんやっていきたい」と話し、早くもプロの自覚が芽生えた様子だった。
鳴尾浜には昨年、新人王を獲得した高山、育成から4番も経験した原口など先輩らが自主トレを行う姿もあり「今は自分のことで精一杯だが、余裕ができれくれば参考にしたい。間近で見られる良い機会なので」と、生きた教材から全てを貪欲に学んでいくつもりだ。11日は都内で12球団の新人研修を受け、翌12日から新人合同自主トレ第2クールがスタートする。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count