ニックネーム「課長」が浸透中のロッテドラ3島、調整も交流も“ハイペース”
153キロ右腕は早ければ12日からブルペン入りへ
ロッテのドラフト3位・島孝明投手(東海大市原望洋高)が10日、志願のハイペース調整でアピールする意気込みを見せた。
地元・千葉出身の153キロ右腕は、この日から始まった新人合同自主トレ初日からキャッチボールで力強いボールを投げた。「(トレーニングは)ほぼ毎日やって、7、8割まで来ている。この状態を維持していくことが課題。週3回くらい(ブルペンで)30~50球くらい捕手を座らせて投げている」と明かした。
さらに「ブルペンの感覚をなくしたくないので(ロッテ浦和球場の)ブルペンに入れたら入りたい」と宣言。早ければ12日からブルペンに入り、捕手を座らせての本格投球でアピールすることを誓った。
甲子園未出場ながら高校日本代表にも選ばれた逸材。永野チーフスカウトが「うちの投手陣で、スピードだけならトップ3に入る」と期待する。マンガ・島耕作シリーズから「課長」のニックネームが浸透しそうな18歳。9人のうち2人だけの高卒ながらドラフト1位の佐々木らと風呂で交流するなど、こちらもハイペースで新人の輪に溶け込んでいる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count