指導者の道踏み出す楽天牧田、落合氏の打撃本も参考に 「読むのが遅かった」
落合、野村両氏の本が“参考書”、「プロのレベルで参考になることが書いてあった」
指導の引き出しを多く持つため、現在は落合博満氏の打撃本や野村克也氏の本を読んでいるという。
「野村監督の本は家にあったものをもう1回、読み直しています。落合さんはどういう考えか興味があった。読むのが遅かったなと(笑)。プロのレベルで参考になることが書いてありました」と、その“教え”は子どもたちに還元していくつもりだ。
「野球がうまくなることが楽しさにつながる。精一杯、伝えて、教えていきたい」
2005年の球団創設から在籍した最後の生え抜き選手はこれからも球団のため、そして野球少年のために力を注ぐ。
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高橋昌江●文 text by Masae Takahashi