日本人3投手選出 米紙珍企画、ヤ軍が将来WS進出する際のエース候補は?
田中は「メジャーでもトップクラスの先発投手」
1位は高校時代にヤンキースからドラフト指名されたこともあるパイレーツのエース右腕ゲリット・コールが挙げられており、それに続きマット・ハービー(メッツ)とともに2位タイのオッズとなっているのが、なんとまだメジャーに移籍もしていない大谷翔平(日本ハム)だ。
寸評では「日本球界のスターは、新労使協定の締結までは大きな注目を集める存在だった。オオタニがFAという立場で大型契約を結ぶには、25歳となるまでの残り3年待たねばならず、(MLBの)マンフレッドコミッショナーは最近、オオタニへの例外はないだろうと語っている」と解説。協定に“抜け道”が見つかる可能性にも触れつつ、「3年待たなければいけないとしても、ヤンキースが獲得競争に参戦することは自然な流れのように感じる」と、名門が二刀流右腕の争奪戦に加わると予測している。
また、ランキングの4位に入っている入っているのは現在のエースである田中将大。28歳の右腕については「間違いなく昨季のメジャーでもトップクラスの先発投手」と評し、2017年シーズンオフに契約破棄する権利(オプトアウト)を持つことにも触れつつ、「(ヤンキースは)彼に代わるトップクラスの先発投手を獲得しない限り、チームは大金をかけてタナカを引き留めるだろう」と推測している。