今春WBCは米国代表が“最強”!? MLB公式サイト分析「匹敵するチームはない」
カーショーやバムガーナーの“途中参戦”も!?
また、今大会からは登録メンバー28選手に加えて、「予備投手」として10人の枠が設けられる見込み。大会中の入れ替えも可能で、準決勝からの参戦なども可能になる。その際には、クレイトン・カーショー(ドジャース)、マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)といった“スーパーエース級”が出てくることも考えられるという。ブルペンは、昨季インディアンスのワールドシリーズ進出の立役者となったミラーに加え、実績十分のグレガーソン、新鋭のギブンズもメンバー入りした。
一方、内野手は名将ジム・リーランド監督がメンバー選びに頭を悩ませるほどのメンバーが現時点で名を連ねている。三塁はアレナド、遊撃はクロフォードで決まりだが、捕手にはポージーとルクロイ、一塁にはゴールドシュミットとホズマー、二塁にはマーフィーとキンズラーと、実力のある選手が各ポジションに2人ずつ揃った。
記事では「ジム・リーランド監督はアレナド、ゴールドシュミット、マーフィー、そしてポージーを打線のどこに組み込むかという壮大な構想を描くだろう」と指摘している。外野も強力な3人がメンバー入りした。
「優勝の前にはドミニカ共和国が立ちはだかる。他国も不足はない。日本は2度優勝しており、プエルトリコには若く素晴らしい内野手がいる。ベネズエラはホセ・アルトゥーベ、ミゲル・カブレラやビクター・マルティネスを擁す。しかし、理論上、投手、打撃、そして守備において米国代表に匹敵するチームはないだろう」
MLB公式サイトは、今大会は米国代表が“最強”との見方を示しているが、果たしてどうなるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count