元阪神ボーグルソン、ツインズとマイナー契約 キャンプに招待選手で参加へ
メジャー昇格を果たせば、ツインズではトーミ以来の年長プレーヤーに
2007~08年に阪神、09年にオリックスでプレーしたライアン・ボーグルソン投手が、ツインズとマイナー契約で合意したと地元紙「ミネアポリス・スター・トリビューン」が伝えた。メジャーキャンプに招待選手として参加するという。
ボーグルソンはジャイアンツ、パイレーツを経て、07年に阪神に加入。2年間で計32試合に先発し、10勝10敗の成績だった。シーズン後に自由契約となり、オリックスに加入すると、09年は主に中継ぎで30試合に登板した。NPBでは、3年間で通算62試合登板、11勝14敗4ホールド、防御率4.17の成績を残した。
その後、フィリーズ、エンゼルスとマイナー契約を結ぶもメジャー昇格はならず、11年からジャイアンツにマイナー契約で復帰。すると、4年ぶりにメジャー復帰し、先発ローテーションで大車輪の活躍。11年に13勝、12年には14勝を挙げ、2度のワールドシリーズ制覇も経験した。
今季はパイレーツに復帰し、24試合登板(14試合先発)で3勝7敗、防御率4.81。5月には相手投手の投球が直撃して顔面を骨折するアクシデントもあり、シーズン終了後にFAとなっていた。右腕は7月に40歳となるが、メジャー昇格をつかめば、ツインズでは2011年の強打者ジム・トーミ(当時40歳)以来の年長プレーヤーになるという。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count