重要な場面で結果 パが誇る「チャンスに強い選手」は?

西武にも勝負強い打撃見せる打者

【埼玉西武・栗山巧選手】
2008年:得点圏打率.325 打率.317
2009年:得点圏打率.305 打率.267
2010年:得点圏打率.337 打率.310
2011年:得点圏打率.380 打率.307
2014年:得点圏打率.301 打率.288

 今季まで埼玉西武のキャプテンとして、チームを牽引してきた栗山。持ち味は何といっても、その勝負強い打撃である。上記のシーズン以外でも3割近い得点圏打率を何度も記録しており、まさにチャンスに強い打者といえる。今季の出塁率は、チームメイトの秋山より高い.390をマーク。栗山の1打席に懸ける思いの強さは、チームメイトの良き目標となっている。

【福岡ソフトバンク・柳田悠岐選手】
2014年:得点圏打率.331 打率.317
2015年:得点圏打率.413 打率.363
2016年:得点圏打率.314 打率.306

 柳田は現在も継続中となる3年連続で打率3割、得点圏打率3割を記録。早くからその素質を評価され、2015年にはトリプルスリーを達成。素質が完全に開花する充実の1年となった。昨季は怪我にも泣かされ、やや苦しんだものの、終わってみれば打率・得点圏打率ともに3割超えという成績を残した。「柳田選手なら何とかしてくれる!」と誰もが思える、頼れる主砲としてこれからもチームを支えていく活躍が期待される。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY