阪神高山が母校で表彰 全試合出場&3割20本へ、自己最重量90キロ突破
昨年からの筋トレ効果で増量、指揮官の“宿題”もすでにクリア
阪神・高山俊外野手が14日、母校・明大で行われた「東京六大学春秋リーグ戦連覇、第47回明治神宮野球大会優勝祝賀会」に出席。昨年、球団新人最多の136安打を記録し、新人王に輝いた功績を称え、「駿河台倶楽部功労賞」を受賞した。
明大の先輩である広島・野村とともに登壇。会場には楽天・星野仙一副会長ら、そうそうたるOBが顔をそろえる中、「初めてのプロの世界で1年間、試合をすることが大変でした。今年はまず全試合スタメンで試合に出ること。3割20本を目指して頑張っていきたい」と抱負を口にした。
星野副会長から「ケガだけはするなよ」と金言をもらった高山は「本当にそこですね。いろんな目標を持っているけど、ケガをしたらどうにもこうにもならないので」と、大先輩からの言葉に何度もうなずいた。
昨年から取り組んでいる筋力トレーニングの成果もあり、体重は自己最高の90キロ台に突入している。金本監督には2月1日から始まる春季キャンプまでにスクワット、バーベルなどに数値のノルマを課されているが、すでにクリア。1年間フル出場する体作りは順調に進んでいることがうかがえる。
壇上で並んだ広島・野村は昨季の最多勝投手。チームもリーグ制覇を果たすなど今季も最大のライバルとなるが「(広島に)勝たないと優勝できない。そういったチームに勝っていきたい」と力を込めた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count