今年再出発の井川慶がブログで胸中綴る「やめてしまうのはいつでもできる決断」

チーム合流に向け「コンディションは相変わらずいい」

 そう報告した井川は昨年と環境が大きく変わらないことを説明しつつ、「野球をやめてしまうのは、いつでもできる決断です。でも、自分にはまだ野球に対する思いが残っています。まだ続けられるという自信もありますし、それに体も健康で、肩や肘にもまったく問題なく投げることができています。だから、できる限り野球に挑戦していたい、そんな思いでブルーサンダーズと契約させていただきました」と胸中を綴った。

 ブログではチームに貢献すること、若手選手を支えることなどを目標に掲げ、年末までトレーニングに励んでいたことを報告。「昨年はキャッチボールも欠かさず、70メートルほどの距離を投げ、肩の状態をキープしてきました。コンディションは相変わらずいいので、このまま今月下旬からチームに合流したいです」と闘志を滲ませた。

 日米通算95勝を挙げた井川は今年、再びマウンドで輝くことができるか。37歳の再出発に注目だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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