日ハム移籍の大田泰示、覚醒の鍵は中田翔? 指揮官「翔にとってもプラス」
栗山監督も期待「翔がヤバいと思う選手が入ることが、翔にとってもプラス」
中田は大阪桐蔭高で通算87本塁打を放ち「怪物」と呼ばれたが、プロ1年目の08年から3年間で9本塁打。出場機会を得られない状態が続いていたものの、11年からレギュラーに定着した。プロ9年間で161本塁打。昨季は2年ぶりに打点王に輝くなど、今や侍ジャパンの4番に君臨する。
一方で打撃練習では中田に劣らず、左中間席へ豪快に打ち込む大田。同じ過程を歩んできた背番号6の存在は、必ず大田の生きた教材となるはずだ。
栗山監督は11月の大田の入団会見で「翔がヤバいと思う選手が入ってくることが、翔にとってもプラス。俺がお願いしたのは、思い切りやってくれ、3回フルスイングして三振してくれ、中途半端はやめてくれと」と4番を脅かす活躍を期待している。
大田が中田級の活躍を見せれば、それだけ日本ハムの日本一連覇も近づいている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count