韓国出身の崔志萬がヤンキースとマイナー契約 メジャーキャンプに招待へ

「メジャーリーグ契約を結べなかったのは驚くことではない」

 米「CBSスポーツ」(電子版)は「エンゼルスでのマイナー降格ではなくFAになることを選択した後、崔がメジャーリーグ契約を結べなかったのは驚くことではない」と指摘。一塁手、左翼手、DHなどを務める崔がメジャー昇格を目指す上で、グレッグ・バード、タイラー・オースティン、ロブ・レフスナイダーらの存在が壁になるとの見方を示している。

 また、「MLBトレードルーマーズ」は「崔はメジャーリーグのスプリングトレーニングに招待され、ロースターを競うことになるだろう」と言及。崔の代理人が韓国の聯合ニュースに対して、ブルワーズやレッズなど10球団が興味を示したと明かしたことを紹介している。

 こちらも「CBSスポーツ」と同じように「彼はグレッグ・バード、タイラー・オースティンと競い合うことになるだろう」として「両選手とも40人ロースター入りを果たしている。しかし、ヤンキースは崔を控え選手として扱うことになりそうだ。また、バード、オースティンのどちらかがスプリングトレーニングで不調だった場合、片方の選手をシーズン序盤にマイナーへ送り、毎試合打席に立つ機会を与えるだろう」と分析している。

 いずれにせよ、メジャー昇格のためにはメジャーキャンプでの猛アピールが必要となる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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