侍ジャパンはWBC「V候補」も「懸念点」は投手陣? MLB公式サイトが分析
日本は「V候補」も…各国とも強力メンバーが続々集結
前回王者のドミニカ共和国をはじめ、前回準Vのプエルトリコ、初Vを狙うアメリカ、ベネズエラ、メキシコなど強豪国は続々とメジャーリーガーの参加が決まっており、メンバーの中には一線級で活躍する大物選手も多い。一方、侍ジャパン投手陣はNPB屈指のメンバーが揃うものの、カブスに移籍した上原浩治投手がチームからの要請もあり不参加を決めるなど、MLBで活躍する投手の参加は現時点で発表されていない。
MLB公式サイトはそれでも「日本の血統、さらには先発ローテーションの逸材たちや力強いラインナップにより、4大会中3度目のクラシック覇者となることは間違いなく可能」と優勝候補の一角に挙げているが、ライバル国も着々と強力なメンバーを揃えており、V奪還には数々の壁が立ちはだかる。日本は1次ラウンドでキューバ、オーストラリア、中国と同組、さらに2次ラウンドでも韓国、オランダと対戦する可能性があり、決勝ラウンドが行われる米国行きの切符をつかむのもそう簡単ではない。
小久保監督は果たして最終28選手をどのように構成し、チームをどう仕上げていくのか。注目の初戦は3月7日のキューバ戦。本番まで残り2か月を切る中、侍ジャパンの最終調整が注目される。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count