大谷翔平、WBCで印象に残るシーンはイチローV打とダル驚異スライダー

過去印象に残ってるシーンは…WBCは「憧れていた大会」

 また、WBCについて「憧れていた大会。(プロに)入った1年目もやっていた。こういうところでやってみたいというのが率直な感想。まだ実感はないけど楽しみにしている」と期待に胸を膨らませた二刀流右腕。過去のWBCで印象に残っているシーンについては2009年第2回大会決勝、韓国戦のイチローの決勝打とダルビッシュが投じたラストボールのスライダーの驚異的な曲がりを挙げ、初めて自身が出場する大会に向けては「とにかく勝ちたい。優勝したい。前回負けているのはテレビで見ていた。4年後、自分が入って勝ちたいと思っていた。チャンスが巡ってきた」と強い意気込みを見せた。

 この日は秋山からも「今まで存在しない野球選手」、「打つほうも投げるほうも力がある。うらやましい」と称賛され、大きな期待を受けた。海外からも熱視線を浴び、投打で活躍に注目が集まる中、本人は「使ってもらえるならどこでも」、「自分が自分がという感覚でもない。与えられたところをこなせれば、十分勝っていけるメンバー」と謙虚な姿勢を崩さない。

 侍ジャパンの3度目の優勝へキーマンとなる22歳。残り1か月半の調整が注目される。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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