青木宣親が背番号3を選んだワケ 「先輩」松井稼頭央との意外な縁とは…
松井稼頭央と同じアストロズで達成目指す偉業への思いとは
「自主トレでたまにお会いすることもあるし、(松井の)トレーナーもまだヒューストンにいる。それに自分がメジャーに行った時、稼頭央さんがメジャーで練習していたボールをもらったりした」といい「3番を着けるのも縁ですね」と感慨深げに話した。
背番号3について「稼頭央さんはもちろん、長嶋茂雄さんだったり、ベーブ・ルースだったり(偉大な選手が着けた)いい番号だと思う」と語った青木。新たな番号を背にして、見据えるのは大記録と世界一だ。
現在、日米通算1965安打。2000本安打の大台まで、あと35本と迫っている。「あと35本なので、絶対にクリアする数字。まだ自分ももっともっとプレーしたいし、打ちたいと思っている」と通過点であることを強調した。
さらに、3月の第4回WBCの侍ジャパンに日本人メジャーリーガーで唯一選ばれている35歳は「とにかく一日一日、やっていくこと。最後にワールドシリーズで優勝することを目標として1年間、頑張っていきたい」と決意を口にした。
ちなみに、松井稼頭央が日米通算2000本安打を達成したのも、09年のアストロズ時代。これまた不思議な縁に、背中を「3」を押され青木は、偉業への道を突き進んでいく。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count