FA、助っ人、トレード、入団テスト、新人… パ・リーグの新戦力選手一覧

オリックスは外国人を多数獲得、ソフトバンクはほぼ新人のみ

【オリックスの新戦力選手】
山岡泰輔投手(東京ガス)
フィル・コーク投手(パイレーツ)
マット・ウエスト投手(ドジャース)
小林慶祐投手(日本生命)
ゴンザレス・ヘルメン投手(ロッキーズ)
山本由伸投手(都城高校)
澤田圭佑投手(立教大)
黒木優太投手(立正大学)
金田和之投手(阪神)
▽2016年成績:6試合1勝0敗、6回、1奪三振、防御率6.00
山崎颯一郎投手(敦賀気比高校)
榊原翼投手(浦和学院高校)
神戸文也投手(立正大学)

根本薫選外野手(霞ケ浦高校)
飯田大祐捕手(Honda鈴鹿)
中道勝士捕手(明治大学)
岡崎大輔内野手(花咲徳栄高校)
ダリル・ジョージ内野手(新潟アルビレックス)
坂本一将内野手(石川ミリオンスターズ)
ステフェン・ロメロ外野手(マリナーズ)
張奕外野手(日本経済大学)

 オリックスは、阪神にFA移籍した糸井の人的保障として金田を獲得。「真っ直ぐのスピードが速いというのが特徴なのでどんどんストレートで押すピッチングをアピールできればと思っています」と自ら語るように、150キロ前後の速球が持ち味だ。

 また、オリックスは新しく加入する外国人選手の数がパ・リーグでもっとも多い。コークはMLBでの登板経験があり、通算22勝。野手のロメロは、昨季3Aで106試合418打数127安打、21本塁打、打率.304という成績を挙げている。投手と野手両方の補強を惜しまない姿勢で、2014年のような白熱した優勝争いを見せてほしい。

【福岡ソフトバンクの新戦力選手】
田中正義投手(創価大学)
古谷優人投手(江陵高校)
長谷川宙輝投手(聖徳学園高校)

九鬼隆平捕手(秀岳館高校)
カイル・ジェンセン選手(ダイヤモンドバックス)
三森大貴内野手(青森山田高校)
森山孔介内野手(藤沢翔陵高校)
松本龍憲内野手(崇徳高校)
大本将吾外野手(帝京第五高校)
田城飛翔外野手(八戸学院光星高校)
清水陸哉外野手(京都国際高校)

 福岡ソフトバンクは、ジェンセンを除けば、新加入の選手は2016年ドラフトで獲得したルーキーのみ。その新人選手も、他球団と比べて少ない。昨季、シーズンの前半には手中に収めかけていた優勝を、北海道日本ハムの快進撃により逃してしまった。その原因は単純な戦力不足ではないという見解に至ったと思われ、基本的な方針として現状の戦力の強化による王座奪還を目指す。

 以上、2017年シーズンを戦うパ・リーグ6球団の新戦力選手を紹介した。多くのファンに惜しまれながら、昨季限りでチーム、球界を離れる選手がいる分、このように新しく加入してくる選手も数多い。この中から、近い将来輝かしい記録を打ち立て、パ・リーグのみならず日本球界を盛り上げるスター選手が現れてくるかもしれない。

 なお、昨季千葉ロッテを退団したアルフレド・デスパイネ外野手など、現時点で去就の確定していない選手も少なくはない。今季のパ・リーグのペナントレースの栄冠の行方を大きく左右する補強戦線からは、まだまだ目が離せない。

(記事提供:パ・リーグ インサイト

【了】

「パ・リーグ インサイト」編集部●文

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