先発復帰のロッテ西野、「先発3本柱」目指し今年は「勝」

昨季負傷に苦しんだ右腕、今季は先発で再出発

 3年ぶりに先発復帰するロッテ西野勇士投手が23日、「結構よくなって、気にならない」と再起を誓った。

 同日、ハワイ自主トレ組の石川、唐川とともにZOZOマリンで自主トレを再開。「暖かいところでやって、だいぶ動ける身体にしてきた。(肩の)柔軟性を失わないように」と話した。故障再発防止に向け、これまであまり取り組んでこなかったインナーマッスル系のトレーニングの種類と時間を増やしたという。

 昨季は肘の炎症から登録抹消となり、チームが勝負所を迎えた時期にクローザーを益田に譲った。2015年の34セーブから昨季は21セーブにとどまったが、肘の状態さえ良くなれば、復活の自信がある。目標は2013年に先発でマークした9勝を上回る2桁10勝。「今シーズン頑張って、来年には(先発)3本柱と言われるくらいの成績を残したい」と意欲を見せ、色紙にはチームと自分自身を含めて「勝」と記した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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