田澤純一がWBC出場を辞退、代理人が明かす 「打診は名誉」も…
「万全の状態でシーズンに挑む義務」、侍ジャパンの最終メンバーは24日発表
マーリンズの田澤純一投手が、今春の第4回WBC出場を辞退したと地元紙「サン・センチネル」が報じている。同大会に挑む野球日本代表「侍ジャパン」の最終メンバーは24日に発表される。
同紙は「ジュンイチ・タザワが今年のワールド・ベースボール・クラシックで日本のために投げることはないと、彼のエージェントが月曜日(23日)に話した。マーリンズの救援右腕は4度目を迎える国際トーナメントで国を代表するという打診を断った」と伝えている。
記事によると、田澤の代理人のネズ・バレロ氏は「打診を受けたことを彼は名誉に思っており、日本のためにWBCで投げたいとしていた。しかし、タズは熟考した上でマーリンズのために万全の状態でシーズンに挑む義務があると感じていた」と話したという。
田澤は新日本石油ENEOSに所属していた2008年、NPBを経由せずにメジャーリーグに挑戦することを表明。レッドソックスと契約した。レッドソックスでは、上原浩治投手とともに2013年のワールドシリーズ制覇に貢献するなど、通算302試合登板で17勝20敗78ホールド4セーブ、防御率3.58をマーク。昨季終了後にFAとなり、イチロー外野手が所属するマーリンズと契約していた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count