公式サイトがオススメのベテランFA先発5人に元広島ルイス「強打されない」

約130キロ台の球速ながら強打されない点を評価

 メジャーのキャンプインまで約2週間に迫ったが、FA市場にはまだ契約先の決まらない選手が多数残っている。MLB公式サイトでは、その中でもベテラン先発投手に注目。特集記事を組み「ローテーションを強化できる5人」を選んで発表している。その1人に挙げられたのが、元広島でレンジャーズからFAとなっているコルビー・ルイス投手だ。

 ホルヘ・デ・ラ・ロサ(ロッキーズFA)、ダグ・フィスター(アストロズFA)、ジェーソン・ハメル(カブスFA)、ジョナサン・ニース(パイレーツFA)と並び、加入したら先発ローテが強化されるであろうベテラン投手に選ばれたルイス。今年37歳を迎える右腕は、昨季は116回1/3を投げ、6勝5敗、防御率3.71、勝利への貢献度を示す指標WARは0.8だった。広島からレンジャーズへ戻った2010年以来、怪我に泣いた12年と13年、昨季を除く4季で2桁勝利を記録。今季でメジャー15年目を迎えるが、まだまだ先発として試合を作る能力には長けている。

 記事では「優れている点」として、80マイル台半ば(約130キロ台前半)の球速ながら強打されない点を指摘。MLBのデータシステム、スタットキャストによれば、2016年にルイスが許したヒットの平均初速は89マイル(約143キロ)で、被安打数が300を超える投手の中では上位50人に入るという。打球の初速が低いということは、ゴロに打ち取ったり、フライに打ち取る確率が高くなることを意味する。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY