又吉、三輪に続け 四国IL最多のNPB24人輩出、香川に今季も注目の“逸材”

又吉、三輪に続く「香川発、NPB行き」の切符を掴める選手は?

 続いて、西田監督が口にしたのがドラフト2位の三木田龍元投手(23歳/176センチ、78キロ/左投左打)。小樽潮陵高から進んだ北海道大学医学部に在籍しながら、クラブチームのウィン北広島でプレーした。異色の経歴を持つ140キロのインテリ左腕についても「楽しみな存在」と期待。東大法学部の宮台康平投手が今年のドラフト戦線で注目されているが、国立大の北大医学部からNPB指名選手が誕生すれば、大きな話題となるだろう。

 ほかにも、主戦として昨年からNPBの注目を集めていた3年目右腕・原田宥希投手(22歳/180センチ、70キロ、右投右打)、正則学園高を中退後に入団した2年目・井戸川祐太外野手(19歳/182センチ、75キロ/右投左打)らの名前を挙げた。もちろん、若く伸びしろが大きい選手が多いだけに「我々の想像を絶するような選手が出てきてくれれば」と指揮官はチーム全体への期待を込めた。

 ドラフト戦線は高校、大学、社会人だけではない。果たして、又吉、三輪に続く「香川発、NPB行き」の切符を掴める選手が今年も現れるのか。チーム名にもあるオリーブの名産地、香川で夢を乗せた戦いが始まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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