柳田も驚く154キロ右腕は今後大化けも…ホークス育成から飛躍期待の有望株
昨季途中に支配下登録の石川は自己最速更新
そして、石川だ。都立総合工科高から創価大へと進み、13年の育成ドラフト1巡目でソフトバンク入りした右腕。入団2年間はケガに悩まされ、目立った成績は残せなかったが、3年目の昨季、自己最速を更新する153キロをマーク。シーズン中に一気に支配下選手への階段を駆け上がった。
支配下登録直後には1軍へと初昇格。1軍での登板機会がないまま、再降格とはなったが、首脳陣はその潜在能力を高く評価している。身長183センチの長身から投げ下ろされるストレートが最大の武器だ。
ソフトバンクといえば、育成出身の千賀滉大が今春のWBCの侍ジャパンメンバーに選出された。育成出身の支配下選手が多いのも、チームの特徴だ。A組に抜擢された若き才能たち。その中から「第2、第3の千賀」は生まれるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count