ホークス期待の21歳「軽く振っても打球飛ぶ」 6、7割の力で柵越え連発

周囲も驚く打球連発、進化の跡見せるソフトバンク上林

 確かな成長を感じさせている。ソフトバンク期待の外野手の1人である上林誠知、21歳だ。1日にキャンプインした宮崎の地で、強烈な打球を飛ばし、周囲を驚かせている。

 キャンプ2日目。フリー打撃では、スタンドに次々とアーチをかけた。まず32スイングで6本の柵越え。右中間最深部に飛び込む打球もあった。続いて31スイングで2本。本数こそ少なかったものの、打った瞬間に柵越えと分かる打球を飛ばした。この日は特守のあとに、同じ期待の外野手である真砂勇介とともに、ロングティー打撃の特打も敢行。強烈な打球を飛ばし、打球が直撃したポールの網部分が壊れて、抜け落ちるシーンもあった。

 パワーアップの源の1つは、その肉体にある。昨秋は78キロ前後だったが、一冬を越え、一気に10キロ程度増え、88キロに。一度の食事で食べる量を増やしただけではなく、間食を入れて、1日5、6食を摂取。これに、積極的なウエートトレーニングを取り入れたことで、強靭な肉体となった。

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