優勝候補筆頭ドミニカが昨季18勝右腕ら招集 豪華打線に加え投手陣も万全!?

野手陣はカノ、ベルトレら“スター軍団”

 また、ボルケスは2008年にレッズで17勝(6敗)、14、15年はパイレーツとロイヤルズで2年連続13勝を挙げた右腕。今年からマーリンズと2年契約を結び、イチローとチームメートとなった。そして、レイエスは昨年メジャーデビューした22歳で、12試合登板(5先発)で4勝1敗1セーブ、防御率1.57という好成績をマークしている。

 前回大会でWBC初優勝を飾ったドミニカ共和国は、今大会も野手に超豪華メンバーを揃える。外野では、ネルソン・クルーズ(マリナーズ)、スターリン・マルテ(パイレーツ)、グレガー・ポランコ(パイレーツ)、マルセル・オズナ(マーリンズ)、ホセ・バティスタ(ブルージェイズ)らが参戦予定。内野にはロビンソン・カノ(マリナーズ)、マニー・マチャド(オリオールズ)、エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ)、ホセ・レイエス(メッツ)、ハンリー・ラミレス(レッドソックス)らが名を連ね、捕手はヤンキースの新星ゲイリー・サンチェスとまさに“スター軍団”だ。

 クエトらメジャーのエース級のローテーション投手を揃えことで、先発陣もがっちり固まった。今大会も本気度は高く、優勝に最も近いチームと言えるだろう。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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