屈辱からの巻き返しへ オリックス金子、福良監督御前で気合の連投50球

昨季7勝で自身初の負け越し…2年連続ケタ勝利に届かず

 オリックスの金子千尋投手(33)が宮崎キャンプ4日目となった4日、今キャンプ2度目のブルペンに入った。前日の初ブルペンに続き、連投での投球練習でカーブ、チェンジアップなど変化球を交えながら、50球を投げ込んだ。

 福良淳一監督(56)も見守る中、自身の後方にはビデオカメラをセット。最初はセットポジションで30球を投げると、そこからワインドアップで9球。ノーワインドアップに切り替えて9球。最後は再びセットポジションに戻して、2球を投げ込んで、この日の投球を締めくくった。

 昨季は24試合に登板して、7勝9敗、防御率3.83と不本意な成績に終わった右腕。14年オフに右肘手術を受け、15、16年と2ケタ勝利に届かず、昨季は自身初となる屈辱の負け越し。巻き返しに向け、汗を流している。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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