メジャー407登板のオリックス助っ投、早くも実戦想定「自分の感覚に集中」
メジャー407登板のコーク、2度目ブルペンで審判&捕手サインを要求
オリックスの新外国人、フィル・コーク投手(34)が宮崎キャンプ4日目となった4日、今キャンプで2度目となるブルペンでの投球練習を行なった。ツーシーム、スライダー、カーブ、チェンジアップと変化球も交えて、39球を投げ「いいスピンをかけることを心がけ、変化球のキレを確認した」と、上々の手応えを得た様子だった。
この日のブルペンでは審判に立ってもらい、右打者、左打者を想定。最後は捕手からサインを出してもらうなど、早くも実戦を想定した投球練習を取り入れ「自分の感覚を大事にしている。ゲームになると強度が上がるから、そこに近い強度で、自分の感覚に集中できるようにシミュレーションしながらやった」と狙いを明かした。
メジャー通算407試合登板の実績を引っさげ、オリックスに加わった助っ人左腕。手薄な先発陣を救う存在として、期待される。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani