ホークス中田が初ブルペン「下半身をしっかり安定させたい」
オフに鍛えた筋肉を「これから投げる方向にもっていく」
4日、キャンプインからスロー調整を行っていたソフトバンクの中田賢一投手がブルペン投球を行った。前日にも捕手を立たせて40球以上投げていたが、捕手を座らせての本格的な投球はキャンプで初となる。
B組でマイペース調整を行っていた中田がキャンプ4日目にして初のブルペン投球。「1月にも捕手を座らせて投げていたので(今日の感想は)特にどうということはない」と中田。最後には一通りの変化球の感触も確かめながら、43球を投げた。
「今は下半身をしっかり安定させないといけない時期。オフに鍛えてきた体、筋肉をこれから投げる方向にもっていきたい。変化球も投げたが、まずは下(下半身)を使ってまっすぐをしっかり投げ込むことですね」
遅めの初ブルペンも「予定どおり」と言い「これからどんどん力を入れていく」と、開幕に向けて徐々にペースを上げていく予定だ。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura