日ハム中島の「ファウル打ち」に米メディアも注目 「誰とも比較できない選手」

「我々は彼を愛し、価値のある野球選手と認めざるをえない」

 その他にも「2ストライク時にスイングしてのファウル率74.7%」「1打席あたりの投球数4.54」など、中島のプレースタイルは特徴なデータに表れていると分析。メジャーにはいないタイプの打者だけに、同メディアは興味津々といった様子だ。

「まとめると、彼は直球を打てず、飛球も少なく、打球を引っ張ることもなく、アウトをバントで献上する存在だ。しかし、それら全てに関わらず我々は彼を愛し、価値のある野球選手と認めざるをえない。他の誰とも比較できない存在なのだ」

 このように称賛し、「もし中島がMLBでこのファウル打ちを実践すれば、マンフレッド・コミッショナーは試合時間のスピードアップのため中島を出場させなくなるであろう」と、試合時間短縮に力を注ぐ現MLBコミッショナーの方針に“逆行”する存在だと冗談交じりに指摘。最後に、現ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手の「彼は唯一無二だ。あんなことを今までにしてきた選手は、他には思い出せないね」というコメントで締めくくっている。

 中島の「ファウル打ち」の動画が海を超え、米国の野球ファンをうならせる日も遠くないかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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