ソフトB上林がフリー打撃で場外弾 マスコットバットで岩嵜から衝撃アーチ
右翼の場外へ消える特大弾、体重10キロ増でのパワーアップ証明
ソフトバンク期待の若手である上林誠知外野手(21)が、衝撃の特大アーチをかけた。宮崎キャンプ第2クール2日目となった8日、フリー打撃で打撃投手として登板した、こちらも期待の投手である岩嵜翔投手(27)と対戦した。
16球目に右中間席に飛び込む柵越えを放つと、18球目、岩嵜の真っすぐをフルスイングではじき返した打球は右翼の芝生席を大きく越え、場外へと消えていった。13スイング目にバットを折られたため、14スイング目からはマスコットバットでの打撃だったが、真っすぐに振り負けることなく、放物線を描いた。
この対戦では21球で安打性が5本で2本の柵越え。一冬越す間に、約10キロの体重増。パワーアップした姿を、その打球で証明し、見守った工藤監督はじめ首脳陣には、いいアピールとなったはずだ。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani