復活期すソフトB攝津がフリー打撃初登板 41球で安打性7本「順調にきてる」
城所&江川と計7度対戦、江川が内角直球に手が出ない場面も
ソフトバンクの攝津正投手(34)が宮崎キャンプ第2クール2日目の8日、今キャンプ初の打撃投手に登板した。B組でキャンプをスタートさせた右腕は、サブ球場で行われたランチ特打で登板。城所龍磨、江川智晃の2人と計7度対戦した。
真っすぐのみながら、2人を詰まらせるボールもあり、江川が内角低めの真っすぐに手が出ないシーンもあった。2度、グラウンドに足を取られ転倒するアクシデントもあったが、41球を投げ、安打性は7本だった。
「初めての割には良かったと思います。今の時点では順調にきていると思います」と語った右腕。5年連続開幕投手を務めた昨季はわずか7試合登板に終わり、2勝止まり。5年続けてきた2桁勝利も途絶えた。ローテ奪還、復活を期す今季、攝津は順調にペースを上げてきている。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani