ソフトB飯田、今宮とジェンセン相手に43球で安打性8本「直球で差し込めた」
打撃投手で好投「好感触」、「ポスト森福」1番手も「人のことは見てない」
ソフトバンクの飯田優也投手(26)が宮崎キャンプ第2クール2日目の8日、フリー打撃の打撃投手としてマウンドに上がった。巨人にFAで移籍した森福允彦の抜けた穴を埋める候補の1人として期待されている左腕は、新外国人のカイル・ジェンセン、そして今宮健太と対戦した。
キャンプ初日から驚異のパワーを見せつけているジェンセンに対しては、オール真っすぐで22球を投げ、安打性は4本。15スイングで8本がファールとなるなど、ボールの力強さを感じさせた。
今宮には21球を投じ、安打性は4本。計43球で安打性8本の内容に「まあまあ良かった。真っすぐで差し込めていたし、好感触です」と充実の表情を浮かべた。
嘉弥真新也、島袋洋奨とともに左の中継ぎ候補としてA組でキャンプを送っている飯田。「人のことは見ていないです。自分のやるべきことをやれば、結果は付いてくる」という。昨季は突如、コントロールに苦しむことがあり「課題は制球力。そこさえ(問題が)なければ、使ってもらえる。去年の良くないところ。そこを消さないと」。
これまでの実績で言えば、「ポスト森福」の1番手か。キャンプ、オープン戦でアピールを続けていく。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani