米球宴2度出場の左腕、現役引退でレーサー転身「もう本塁打は打たれない」

「クラッシュしたりすることもこの先あるだろう」

 記事では、ウィルソンがフロリダ州の地元TVでインタビューに答えていたことを紹介。その中で、野球とレースの共通点について「投手として、一般的に言えば(球速が)速い方がよい。ドライビングも同様だし、コントロールが大事ということも共通している。車に乗っている時は、注意深く、落ち着かなければいけない。100マイル(約161キロ)を出している時に、間違ったことをしてしまえば、すぐさま最悪の事態になってします」と力説したという。

 さらに「野球でも万全でない状態で投球してしまえば、フェンス超えの打球を打たれて、負けてしまう。そういった世界でこれまでプレーしてきた。野球選手として考えうるミスには全て直面してきた、もうホームランを打たれることもないね。レーサーとして、クラッシュしたりすることもこの先あるだろう」とも語っている。

 実績十分の左腕は、新たな挑戦でも成功をおさめることは出来るだろうか。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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