代名詞の髭剃り、ナックルボーラーに 元剛腕守護神がMLB復帰へ“大変身”!?
MLB球団のキャンプに参加すれば、メジャー昇格は確実?
「ウィルソンのナックルの何が違うかというと、いろいろな腕の角度から投げることだ」
「MVP-サイ・ヤング級」というナックルボールについて、記事ではこのように解説。「彼は指の先端でボールを掴むので、ボールに指の爪を食い込ませることがないし、速球を投げるときのようにボールを押し込まない。スピードも変化させ、プレートの左右、上下に制球し、オーバースローとサイドスローで、捕球しようとする人を打ちのめしていた。ウィルソンが球団のキャンプに参加すれば、残りは打者を決める枠となるだろう」。その球筋、投球技術を絶賛しており、MLB球団のキャンプに参加できれば、開幕メジャーも確実だと伝えている。
さらに、現在のウィルソンの写真や動画も掲載しているが、トレードマークの髭は完全に剃り落とされている。13年オフにはヤンキースが獲得に動いたが、同球団で禁止されている髭を剃るのが嫌なため、オファーを蹴ったと報じられた個性派右腕。まさに心機一転でメジャー復帰を目指しているようだ。
「いつもキャリアが終わったらナックルボーラーになって戻ってくると言ってたんだ。調子いいよ。ほら、試合ができるんだ。面白いはずさ」
記事には、ウィルソンのポジティブな言葉が並ぶ。日本人の大家友和投手も40歳にしてオリオールズとマイナー契約を結び、ナックルボーラーとしてメジャー復帰を目指しているが、ウィルソンもMLB球団と契約を結べるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count