侍ジャパンのB組全勝突破に51%が投票 1次ラウンド各組で下馬評高い国は?
C組も「2強」人気、D組でWBC制する可能性が高いのは…
C組は「どのチームがC組を制する?」のアンケート。米国、ドミニカ共和国、カナダ、コロンビアの超激戦区と見られているが、英語版ツイッターでのアンケートとあって、3万5047票のうち米国が57%と圧倒している。前回覇者のドミニカ共和国が36%で続き、カナダが5%、コロンビアが2%。ここも「2強」の人気が高い。
米国は野手にスター選手を揃え、“本気度“は高いが、投手力には不安の残る陣容となっている。一方、ドミニカ共和国は米国を凌駕するスター軍団となっており、先発投手にもクエト、マルティネスとエース級を招集した。人気投票では米国に軍配が上がったが、実際にはどうなるか。カナダ、コロンビアもメジャーリーガーが名を連ね、侮れないだけに、番狂わせが起きる可能性もある。
D組は「プールDのどのチームが2017年WBCで優勝する可能性が高いか?」との質問で、前回大会準優勝のプエルトリコが2万7918票のうち43%の票を集めた。米国、ドミニカ共和国に引けを取らない戦力で、今大会の「3強」の一角と見られているベネズエラは31%。これにメキシコが20%、イタリアが6%と続いている。
プエルトリコもメジャーリーガーを多数揃え、バエス、リンドーア、コレアといった伸び盛りの若手内野手が多い。大黒柱の捕手モリーナもおり、勢いに乗ったら初制覇も狙える陣容だ。一方、ベネズエラはスター軍団ながら、前回大会は1次ラウンド敗退に終わるなど、これまでWBCで結果を残せていない。今大会こそ期待に応えたいところだ。また、メキシコにも票が集まっているが、ドジャースのゴンザレスらメジャーのトップ級の選手がおり、台風の目となる可能性は十分にある。
2大会ぶりの世界一を目指す侍ジャパンも、まずは1次ラウンド突破が最初の目標となる。しっかりと勝ちきり、着実の駒を進めていきたいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count