パイレーツ姜が22日にも韓国で出廷 キャンプイン間に合わずと現地報道
昨年12月の飲酒運転事故で出廷、ハンティントンGM「サポートする」
昨年12月に母国韓国で飲酒運転による事故を起こしたパイレーツ姜正浩内野手が、来週にも韓国で行われる公判に出席するため、キャンプインが1、2週間遅れる見込みだと、地元紙「トリビューン・レビュー」電子版が伝えている。
飲酒運転による事故を起こした姜は、事故現場から立ち去った罪にも問われている。さらに、今回の事故は韓国で起こした3度目の飲酒事故だったという。
公判が予定されているのは、パイレーツ野手陣がキャンプインする17日の5日後にあたる2月22日。韓国の法律上、姜は公判に出廷する必要があるが、公判日を2017年シーズン終了後にずらすようにリクエストできるという。だが、パイレーツのハンティントンGMは「彼は韓国に残るはずだ」と、姜が22日に出廷する予定であることを明かしたそうだ。
ハンティントンGMは「我々は彼をサポートする」と全面支援を誓うと同時に、姜が開幕までに間に合わなかった時のバックアッププランも用意している。10日にダイヤモンドバックスからフィル・ゴスリン内野手をトレードで獲得。ゴスリンの本職は二塁手だが、一塁、三塁、遊撃、外野も守った経験を持つユーティリティプレーヤー。ハンティントンGMは「間違いなく(姜の不在の場合の)保険の意味もある」と明かしたそうだ。
22日の公判が終了次第、チームに合流することができるのか。昨季からお騒がせ続きの姜の周囲は、しばらく慌ただしい状態が続くことになりそうだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count