米メディアが選ぶ注目の招待選手にカブス川崎宗則「何よりも、最高!」

人気者がゆえの迷提言も噴出「だから登録枠を26人に拡大するべき」

 週明け13日から、メジャー各球団のバッテリーが続々とキャンプインを迎える。キャンプに参加するのはメジャー40人枠に入っている選手が主だが、マイナー契約ながら参加する場合もある。いわゆる“招待選手”と呼ばれる選手たちだ。若手有望株にメジャー選手のレベルの高さを肌身で感じさせたり、再起を図る選手に開幕メジャー入りを狙うチャンスを与えたり、招待する理由はさまざまだ。

 米スポーツ専門局ESPN公式サイトでは「興味深い招待選手たち」と題した特集を組み、30球団それぞれで注目すべき招待選手をピックアップ。ワールドシリーズ連覇を狙うカブスの筆頭として、川崎宗則内野手が選出されている。

 特集では、カブスの注目すべき招待選手として、2015年ドラフト1位野手イアン・ハップ、有望株エルロイ・ヒメネスらに並び、川崎の名前も。寸評では、真っ先に川崎に触れられ「何よりも、カワサキが招待されたことが最高! だからメジャー登録枠を26人に拡大するべきなんだ。そうすれば、カブスは彼(カワサキ)を通年で帯同させられる」と、先発投手の負担を減らすためではなく、切り札となる救援投手を増やすためでもなく、ムードメーカーとして人気者の川崎をチームに帯同させるためにロースター枠を増やすようにと、驚きの提案まで飛び出した。

 他球団の注目すべき招待選手としては、ツインズの朴炳鎬、ジャイアンツの黄載鈞、ヤンキースの崔志萬ら、韓国人プレーヤーの名前も挙がっている。

 招待選手という立場から、熾烈な競争を勝ち抜いて開幕メジャー入りを勝ち取るのは至難の業。だが、チャンスは決してゼロではない。川崎はもちろん、その他のアジア出身選手が奮闘する姿を見守りたい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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